2014年08月25日
車を確認すると
連続して、変な夢を見たことがありますか。
“昨日見た夢の続きを今日も見てしまう”そんなことがありました。
内容はよく覚えていないのに続きになっている、そんな夢です。
夢の中に、見たことの無いおじさんが登場して、何かを話し掛けていました。
すると、その後に必ず事故の映像が現れるのです。
ただ、それだけの夢でした。
3日連続で見てしまっていたものですから、記憶に残っていたのでしょう。
ファミレスで彼女と食事をした時その話をすると、気味悪がられてしまいました。
その帰り、四ツ目通りを錦糸町に向かって中央線寄りを車で走っていた時です。
ずっと先の左の側道から、原付バイクに乗ったおじさんが出てきました。
「えっ。」
私の声が漏れてしまったのでしょう。
彼女が、「どうしたの」と声を掛けます。
「あのバイク、車とぶつかるよ。」
「えっ、嘘ッ。」
するとその瞬間、後方から左車線をかなりのスピードで走って来ていた小型トラックが、バイクとぶつかってしまいました。
バイクは横回転をしながら、私の車の前方に移動。
思わず、急ブレーキを踏みます。
バイクは、左前五メートル程のところで止まりました。
安心したその瞬間でした。
空から、まだ動いている私の車の数十センチしかない真ん前に黒い塊り(かたまり)が降って来たのです。
あのおじさんでした。
十メートル近く飛ばされ、私の車の前に落ちて来たのです。
フットブレーキと同時に、サイドブレーキも引きました。
あと数センチの違いで、彼をひいてしまったかも知れません。
私の車の前に落ちて来たおじさんはこちらを振り向いた瞬間、迫り来る私の車に驚き固まった表情で、私達を見つめています。
彼は顔の数センチ手前で停止した私の車を確認すると、“道路に飛び出した猫が驚いて逆戻りする”あれくらいの勢いで道路脇に走って移動しました。
そして、倒れこんだのです。
帰り道、彼女は相当の衝撃を受けている様でした。
“興奮冷めやらぬ”とはこの事でしょう。
事故を予測した私の言動。
空から人間が車の真ん前に落ちてきた時は、私が彼を“ひき殺してしまう”と思ったそうです。
そして、あのおじさんの表情と道路脇に移動した彼の俊敏さが、目に焼きついて離れない様でした。
何故、おじさんが車にぶつけられると判ったか。
それは皆さんのご推察(すいさつ)どおりで、夢に登場したおじさんの顔があのバイクに乗っていたおじさんの顔にそっくりだったからでした。
Posted by jiangei at 15:34
│lioeoto