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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2017年07月17日

見下ろしながら

と俺はそのモトコの態度の急転に動揺し、一瞬だけ全身を硬直させていたのだが、次の瞬間にはまるで操り人形にでもなったように何故かそのモトコの指示通りに自らパンツを下ろしていた。

そしてそれはまさに19年前の完全なる反復であった。

モトコはハイヒールの右足で俺の股間を刺激しながら慣れた動作でジャケットを脱ぎ、自分のシャツのボタンを外し始めた。
あら、もうパンパンねえ。
もう我慢出来ないんでしょう?
ほら、じゃあ、今度はあたしのも触ってみる?」
と言ってモトコは彼女の右手で俺の左腕をつかみ、その掌を自分のタイトミニスカートの中へと誘導する。

俺はその全神経を左手に集中させ、彼女の股間へと指先を延ばした。
と???。

えっ?う、嘘だろ。
ま、まさか」
と言って俺はとっさに左手を引っ込めた。
その瞬間、俺の指先は何か固い異物のような存在に触れたのだ。

どうしたの?
初めてじゃないでしょ?こういうの???」
とモトコは言いながらミニスカートをめくり上げその中のパンティーをサイドへと引っぱるようにしてずらし、俺の目の前に彼女のいきりたった分身をさらすのだった。

な、なんで?
あ、あなたまでが???

アンドロ」
と俺が言い終わるまえにモトコは彼女の右手でその肉片をつかむと左手で俺の頭を押さえ込みながら俺の顔にそれを近づけた。
その肉棒ははち切れんばかりに真っ赤に膨張し、甘くむせ返るような香水の香りを漂わせていた。
俺は情景反射的にそれをくわえこみ、それをそのままやさしく愛撫し始める。

モトコは卑猥な目付きで俺を上から見下ろしながらこう続ける。
ほ~ら。
ジュンさんの大好きなオ○○コの時間よ。
さあ、早く。
早くオマタを広げるんでしょ?」
とモトコに言われるままに俺はベッドの上で大きく股を広げ、肛門をモトコの目の前にさらす。

モトコは右手の人差し指と中指にたっぷりと唾液をたらし、それを俺のア○ルに塗り込んだかと思うとすぐに彼女の男性自身を俺の中へとねじ込んだ。

俺の意識は一瞬にして19年前のあの日、あの時間へとタイムスリップしていた。
そして上下に激しく動きながら俺を見下ろすモトコの顔にあの日のユリエの顔がだぶった。
  


Posted by jiangei at 12:55

2017年06月15日

に見えたのは気

次の紅UZAも全然悪くない。改めて観るとセクシー系にダンスがアレンジされてて、まあみるきーは頑張ってました。でもですねえ、次の白Mustbenowが素晴らしすぎた!正直、これは本家NMBより絶対カッコ良かった!まあ、じゅりな好きだってのもあるんだけど、他も凄いのよ。ゆりあになあな、たのちゃんと阿部マリ。阿部マリが意外とよかったし、なあなはエビデンスでもすばらしいんだけど、ワイルド系ダンスは秀逸。ゆりあ&たのはてっぱんで、なんといってもじゅりなパイセンのセンターはしまるんだよなSmarTone 上網
、髪振り乱しの陶酔の表情が最高です!これには誰も勝てません!
クリスマス対決は、個人的にはメドレーの紅のが観てて楽しかったんだけどね、白は十夢できたけど、この人は可愛い系はないと思うし。
そんで次の乃木坂楽曲の白とバレバレ節の紅は、まあ紅の完敗だね。支配人の水戸黄門劇がぼろぼろで見苦しい上に長い。せっかく病気がちのぱるるが出てるのにぜんぜん活かされてない。
一方のAKBビジュアル選抜は確かにキレイどころって感じで、定番のあんにん、かとれなに、めぐちゃんもいいし、もえきゅんが最近大人になってキレイになってきていいんですねSmarTone 續約~。
もりぽのピアノもいいし、これもまあ、白圧勝。
そんで期待の紅のさやねえが右肩でとちる失態を演じるって言うね。それに比べまたも微妙だけど小技の効いたちよりとたなみんのベストテン寸劇からのまゆゆはおみごと。これはねえ、選曲のセンスなんですよ。さやねえと右肩はそもそもあってない。そこにてっぱん曲それでも好きだよでまゆゆってのじゃあ、歌唱力以前に勝負はきまったも同然。そこでまさかのさやねえ、歌詞忘れるしでしょう。
次の卒業セットは白はずるいんだよ、ここで発表涙のあきちゃにまりやぎは勝てるわけがない。
歌は全然まりやぎ&9期のがよかったんだけどね。もっとぱるるが号泣とか演出すればよかったのにねえ。完全にあきちゃにくわれた。
そんでトリ対決がまたね、一歩目音頭のネタはわかるんだけどねえ、横山の盆踊りじゃなあ、そこがまた白はてっぱん365日で、さっしーのさやねえぶりっこがまた悪くなかったからね。
以上ってことで、まあやっぱ白でしたが、2度観ると紅の良さも見えてきました。

周辺のネタとしては、ブルーレイではおぎままがコメントでちょっと触れた柏木スキャンダルはまるまるカットで笑ったのと、やはりリリーさんのコメントは秀逸ですねえ、宇野っちのマニアック発言も私的にはつぼだったし、恒例のだちょうパートは今回もあってよかった。これがないとAKB紅白じゃないんでね。
最後に例年に比べ、若干にぎやかし演出への予算が減ったように見えたのは気のせいか。
これは本当に素晴らしいコンテンツなので10年、20年と続けてほしいですね~。
AKBがあればですが~。翌朝11時過ぎに目覚めたわたしは、顔を洗ってシャワーを浴びるとそのままランチタイムのターガーアイへと向かった數碼通月費

そこでは住人でもある仲良し3人組が楽しげに明日からの沖縄行きの計画についてリビングで話し合っていた。
どうやらその日は昼からの営業のつもりはないらしく、入り口にはOPENの看板すらも出ていなかった。

わたしが初めてユナの本当の素性を知ったのは、その席でのナカバヤシの話の内容からであった。
わたしも顔見知りのサクヤマと言うプロダクション社長からのエピソードと言うのを彼より聞かされその場で完全にフリーズしたのだったが、一方でその事実とそれまでのユナの言動の辻褄が合うのをわたしは感じていた。
これじゃあまるで現代版ローマの休日」だな???、などとわたしは一瞬その主人公の相手役にでもなったような気分に浸っていたのだが、考えてみればこの物語もまあ(あのローマの休日同様)、所詮そのオンナ主人公の成長過程における青春のひとコマ。  


Posted by jiangei at 19:06

2016年08月15日

相手を知らな


高校に入って間もなく、僕はある視線が引っ掛かるようになった。
それは剃刀のようにギラギラした鋭いものではないが、鈍く陰湿な悪意を含んだ後味の悪い視線だった。その視線の主は、僕より都会の校区から来ているツトムという美術部員のものだ。見ず知らずの人間ばかりで、学生たちの間で緊張気味気味に張りつめた糸が緩み始める五月の頃だった。
どうにも気になるが、そもそも僕は彼とはひとことも言葉を交わしたことがないのだ。それなのに、因縁をつけてくるという論理がわからない。もちろん僕の少年時代にも不良はいたし、僕だって不良の知り合いはたくさんいたのだ。その中には、いきなり、通りがかりの生徒に「なんだ、てめえ」と噛みつく理不尽な狂犬のようなやつもいたが、それはそういう血気盛んな不良の世界の遊びのような話であって、むしろ、ツトムのような文系の人間の、それこそ人格にケチをつけるようなねちねちとした因縁の付け方のほうが遥かに陰湿で相手に与えるダメージが大きいのだ。

美術部には、僕と同じ中学から進学したサナエという女の子がいた。彼女は中学三年のときには、同じクラスだったので、ときどき同じ電車で一緒に帰ったりしていた。僕はある日、彼女に聞いてみた。
「あいつは何か俺に恨みでもあるのかな。まるで喧嘩を売るみたいに、文句ありげに人を見るんだ」
「嫌いだって言ってたよ、あなたのこと。気に入らないって」
「何でだよ、話もしたことないのに」
「知らないわよ。あなたは日頃の行いが悪いからね。第一印象が悪いんだ。けけ、面白くなってきた」
サナエは、僕とツトムの確執を茶化すように笑った。相変わらず嫌なやつだ。こう言う性格だから、僕とサナエは、中学時代からいつもケンカばかりしていた。
「おまえ、性格悪いぞ。知らない相手を、第一印象だけで嫌いになれる人間のほうが子供だよ。相手を知らないだけなのに」
サナエに、そう吐き捨てたものの、「やっぱり、嫌われてた」と思うとやはりショックで、何の関係もない赤の他人の不本意な悪意の感情の矢は、それは些細なものであったとしても、僕の心に痛く刺さった。不良の喧嘩であるならば、理由など要らない。「気に入らない」というだけで十分だ。しかし、普通の人間の関係において、理由もなく「気に入らない」というのは、正当性のない子供じみた論理であり、僕には到底理解できるものではなかった。そこから僕は悩みの渦に巻き込まれていった。
好きであるという感情はどういうものなのか。嫌いであるという感情はどういうものなのか。生きるとは何か。愛するとは何か。理解するとは何か。人間はどのように生きるべきなのか。来る日も来る日も、僕は考え続けていた。それはまるで数学の応用問題を解く作業にも似ていたし、何もないキャンバスに自らの意思で絵をかいていく作業にも似ているような気がした。そして、それが僕が生まれて初めて、幼くも自らを哲学をする瞬間だった。  


Posted by jiangei at 16:31buiekie

2016年04月28日

精妙界と呼ばれ


わたしはアルコールや煙草が死後どのような影響を及ぼすかについて義祖父(夫の父方の祖父)を通して貴重な考察を行ったので、それについて書きたいと思う鑽石能量水 騙局。わたしの個人的な考察にすぎないため、誤りが含まれている可能性があることをお断わりしておきたい。

ヘレナ・レーレッヒの著作にアルコールと阿片に関する記述があり、これらは死後にまで――死後にこそというべきか――恐ろしい影響力を発揮するようである。
ヘレナ・レーレッヒによれば、酒飲みは死後、精妙界と呼ばれる霊の世界と物質界の中間にある世界*1でアルコールの欠乏に苦しむ樂聲東芝冷氣比較

それだけではない。火の世界と呼ばれる霊の世界へ渡ろうとするとき、精妙体はもう役に立たぬ殻としてパッと燃え上がり、本人に解放感をもたらすそうだが、酒飲みにはトラブルがあるようである。酒飲みが不自然に呼び起こした火(サイキック・エネルギー)は彼を強化する代わりに、分解すべき時を前にして彼の組織を焼きつくすというのである。*2

それで結果的に酒飲みがどうなるのか、わたしにはわからないが冷氣機邊個牌子好、酒飲みは物質界から霊の世界への移行が円滑にはいかないということだけはいえるのではないだろうか。

霊の世界への移行に際して酒飲みに起きるらしいヘレナ・レーリッヒのいう決定的なトラブルは、どの程度の酒飲みに、どの割合で起きることなのだろうか。

別の方面から考えてみても、酒飲みが問題を抱えているとの想像はつく。

神秘主義者であれば、眠りが小さな死であることを熟知している。アルコールや煙草、ある種の薬物――麻薬はいうに及ばず、眠剤などもそうではないだろうか――が本物の眠りを奪うことを考えてみた。

大酒飲みの睡眠は本当の睡眠ではなく、「前後不覚の無感覚状態」であるとブラヴァツキーはいっている。  


Posted by jiangei at 13:38swell

2015年12月03日

声をかけたら


俺が中学2年の時の事。
オカ好きには良くある事で友人A、B、と学校帰りに怪談に花が咲いた。
その中のAの話が未だに忘れられない。

Aの田舎は九州の方で土地の名家だったらしい。

その家には代々伝わる【呪われた小刀】があったらしい。
その呪いはとても強力能量水 偽科學で幾度と無くお払いしても効果が無く、
売り払おうとも、廃棄しようとしても、いつの間にやら帰ってくるし、
壊そうとすると、関わった人間が唐突にこれ以上無く体調を崩す為、それもできない。
粗末に扱うと家に不幸が続くので無碍な扱いも出来ない、というものらしかった。

で、肝心の呪いとは・・・隔世の長男の片目が二十歳までに必ず視力を無くす、というものだそうだ。

で、その呪いのターゲットは次は自分なんだwwwと笑いながら言っていた。

Aの両親は、Aが生まれた後鑽石能量水 問題、その呪いから逃げる為に実家と縁を切るように
今の地元に夜逃げ同然に引っ越してきたんだそうで、肝心の田舎がどこにあるかも知らないんだとか。

俺は「二十歳まであと6年か、何にも無いといいな。」と、声をかけたら

Aは「ありがとう。」と言って、笑っていた。

その後、方向の違うAとは別れ能量水 新聞、Bと俺とで帰り道を歩いていた時にBがポツリポツリと喋りだした。

「お前は小学校が違うから知らんやろうけれど・・・Aな、小学校の時に

体育の時間の鉄棒の最中に頭から落ちて片目見えてないねん。」
  


Posted by jiangei at 17:56lioeoto

2015年09月29日

言っても向こう


魔道士らの要請でメイコは皇宮の修理に必要な魔導槌を3本と、工事用の鎮守魔法陣を描くための鉄筆50本を魔導倉庫から取り出す。そしてそれらを現場に出向している魔道士に配るためメイコは心響に連れられて皇宮修理現場へと向かった。破壊された場所は単に再建するだけでなく保康絲香港、一つ一つに魔法をかけ、魔導攻撃への備えを強くするらしい。その為魔道士達は修行中の学生も含めて総動員されていた。

「ミクからも聞いたんだけど、釘一本から建築資材一つ一つ全てに魔法をかけているんですってね?」

「ええ、そうなんです。今回のことを教訓に、魔導で破壊された部分は魔導攻撃に耐えられるものにしていこうと皇帝が仰って pretty renew 傳銷・・・・・・暫くは魔導省に予算が沢山下りそうですけど、ここまでこき使われると割にあわないというか」

メイコの問いかけに心響がぼやく。それを聞いてメイコの眉が軽くひそめられた。

「それって他の予算が削られるとか、っていうんじゃ・・・・・・」

「削られますよ。特に軍の予算が・・・・・・っていうか今まで遠征続きだったので、向こう五年は必要最低限の出陣にするつもりだそうです。兵士達もようやく故郷過ごせますから文句はないでしょう」

「そううまく話が進めばいいけれど」

10日前の戦いで命を落としたリツは狄国の王族だ資生堂負離子直髮。しかも現国王と繋がりが深いと思われる。となると弔い合戦とばかりに狄国が攻め入ってくる可能性も高いだろう。いくらこちらが戦争をしたくないと言っても向こうはそう思っていないかもしれない。

「ま、その時のことはその時考えればいいか」

メイコが呟いたその時である。建築現場で働いている男達の中、ひときわ華奢な後ろ姿が目についた。実った小麦のような金色の髪は少々伸びているが、その姿にメイコは見覚えがあった。メイコは連れが止めるのも聞かずその後姿へと近づいてゆく。

「ねぇ、もしかして君・・・・・・レン君?」

その声に驚いたのか、華奢な後ろ姿の少年がメイコの方へ振り向いた。  


Posted by jiangei at 16:50swell

2015年08月11日

何故か早くなる


9月とはいえ、まだまだ暑い中庭で食事をするのは、つくしといえどもかなり厳しく、リオと待ち合わせをして珍しく大学内のカフェテリアに来ていた優纖美容

「つくしちゃん!久しぶり〜!夏休みどうしてた?」

「ははっ、夏休みって感じじゃなかったかも!勉強ばっかりしてた」
「そっか、花沢さん仕事だもんね Dream beauty pro 好唔好。ガッツリ旅行とか行ってるかと思ったよ」

お互いに持ち込んだお弁当を食べながら、近況報告を済ませると、カフェの入り口あたりが騒つく。
まさかと思い、騒ぎの方向に目を向けると、大学でも無駄に騒がれている類を含むF3が歩いてくる。

「あ、噂のF3だ…なんか凄いね。あ、花沢さんもいるよ Pretty renew 雅蘭?」
「うん…」

リオはかなりのミーハーだが、外部から入ってきたこともあって、F4を見る目は持ち上がり組に比べると冷静だった。

類、今日は来れたんだ。
朝見送る際、もしかしたら行けるかもと言っていたが、学内で顔を合わせるのは、実は非常階段以来である。
家では毎日会っているのに、つくしは 刮痧、何故か早くなる鼓動を抑えようと集団から目をそらした。

「牧野…俺らを見て嫌な顔するのなんておまえぐらいだぞ?」
「おまえ、今こっち来んな〜とか思ってただろ?」

西門&美作ペアの後ろに類、3人がモーゼよろしく歩いてくると、当たり前のように同じテーブルについた。

「だって、あんたらといると目立つんだもん!しょうがないじゃない!」

照れ隠しもあり、つくしが口を尖らせて睨むように見るが、そんなことには慣れている総二郎は話を続けた。



  


Posted by jiangei at 17:51buiekie

2015年05月13日

については

人間を犬派と猫派に分けると、 吾輩は紛れもなく 犬派 である。
 その件については、 このブログで 再三再四 宣言したとおりである。

 更に、 人間の子どもを 「シートン動物記」派 と 「ファーブル昆虫記」派 に分ければ、
 吾輩は 「シートン動物記」派 であったことを 白状せねばなるまい。

 近頃は、 無派閥が増えていると推察するが、 子どもというのは、 元来 生き物が好きだ。
 否、 好きでなければならぬ。
 地球上に生きるのは 人間ばかりではない。
 むしろ 人間以外の生き物の方が断然多い。
 ひとたび 地上に生を受けたからには、 同じ世界に生きる他の仲間が気になるのは 当たり前の成り行きである。
 そうやって、 生き物のなんたるかを学んでいくのである。
 
 であれば、 当然の帰結として、
 書籍の分野では、 この 二大派閥 が表層化するはずだ。

「ファーブル昆虫記」で有名なのは、 言わずと知れた フンコロガシ である。
「シートン動物記」で有名なのは、 オオカミ王ロボ だろう。
 ロボは 魅力的だ。
 どのくらい魅力的かというと、
 自分が人間であることを忘れて、 狼の味方になってしまうほどだ。

 他にも、 たくさんの動物たちの話がある。
 吾輩が読んだのは 小学生の頃だったので、 残念ながら、 詳細はうろ覚えでしかない。
 ただ、 面白かったという印象は、 しっかりと残っている。
 ほとんどが野生生物の物語だが、
 都会の裏町を舞台にした「裏町の野良猫」 という毛色の変わった話もある。


 それら たくさんの物語の中に 、「銀の星・あるカラスの話」 というのがあった。
 もちろん 主人公は カラスである。
 最後は 悲しい結末を迎えるが、 けっこう好きだった。

 「カケスは毎日ハードボイルド」のカケスも、 カラスの仲間である。
 コンラート・ローレンツの 「ソロモンの指環」にも カラスが出てくる。
 コクマルガラス・ズキンガラス・ワタリガラスたちである。
 相当に賢い。

 人間と暮らすカラスの中には、 言葉をしゃべるようになるのがいる。
 インコなどは、 ただ真似るだけで、 意味が分かっている訳ではないらしい。
 家に帰った途端に「オカエリ」と言ったとしても、 それは偶然であるという。

 だから、 インコに
 「バーカ、バーカ、バカヤロウ」とか、 
 「オオマヌケノ、スットコドッコイ」
 とかいわれても 怒ってはならない。
 それは 彼らの罪ではない。
 どうしても怒りたければ、
 言葉を教えた人間を見つけて怒る、 というひと手間をかけるべきだ。

 それに対して カラスの仲間は、 人間が使う言葉の意味と全く同じではないにしろ、
 どうやら 彼らなりの理解で 、意味を使い分けているらしい。

 カラスに言われたら、 気にした方が良い。

 ホシガラスは、 山道で 人間の行く先々に現れて、からかう という話も聞いた。
 八咫烏(やたがらす)なら、 神武天皇の道案内くらいはするはずある。

 ゴミを散らかすせいもあってか、 カラスは 一般に嫌われているようだが、
 なかなかに面白い生き物なのだ。
 そこいらにいるカラスでさえ 軽く 30年 くらいは生きるらしい。
 60年 とか 70年とか生きた という記録もある。 思ったより長生きである。
 賢い上に長生きだから、 色々と面白い。



 ある日のことである。
 家を出て、 駅に向かう道すがら、 ニャーニャーと猫の泣き声が聞こえた。
 甘えるような子猫の声である。
 捨て猫か?  と辺りを見回しても 猫の姿が無い。
 そしらぬ様子の カラス がいるばかりである。

 そのまま進むと、またもや ニャーッと声がする。
 今度は 機嫌の悪そうな猫の声に聞こえた。
 しかし、 やはり 猫はいない。
 カラスがいる。

 ちょっと不思議に思いながら、 尚も進んでいくと、
 ニャーオゥという声が、 頭上 から聞こえたのだ。
 唖然として見上げれば、 電線にカラスがあーっ!!!

 えっ?  と思って振り向けば、 通りすがりのカラス が、 ニャーニャーやってるではないか。

 カラスたちの間で、 猫の鳴き真似が ブーム だったらしい。
 まったく、 何をやってくれるんだか。

「くれないの影」には 「寿々芽」という ふざけた名前のカラスが登場する。
 実を言うと、 吾輩はカラスが好きだ。
 彼らは、犬の鳴き真似だって、立派にやってくれる。  


Posted by jiangei at 10:29

2015年05月07日

探っていると、違和感が




エンジンは既にかかってDR REBORN投訴いる。ここでアクセルは吹かさない。ゆっくりに感じるくらいでいいんだ。

「もうちょっとだ、もうちょっと待ってくれよ」

 現在も地面の光は早くなってきている。

「間に合ってくれ・・・・・・!」

 ドックン、ドックンからドックンドックンへ、そしてドクドクと、現在はドドドドドドドドと明滅している。だが事故を起こしては元も子もない。

「GO!」

 我慢できずにアクセルを吹かしてしまう。だが突如視界がホワイトアウトし、フロントガラス越しに木が迫ってきた。

「っ!」

 ハンドルを切りサイドミラーにコンッと当たる音。間に合わなかったのか・・・・・・。

「これは、昔一時期流行った異世界転移?」

 そこで俺は違和感を感じた。酒焼DR REBORN投訴けしてしゃがれた音を出していた俺の喉から10代のような変声期前に変わっていたのだ。

「あ?あ、あー。テステス」

 そういや俺って身長の成長は早めに止まったのに変声期は遅めに来たんだよなぁ・・・・・・と現実逃避するも、状況がつかめない。

「・・・・・・まずは車を戻すか」

 よくよく見てみると、シャツから覗く腕は瑞々しいハリを取り戻している。いや、しわ一つ無い若い肌だ。指先もオイルを選べなかった頃に染み付いていた汚れが無くなっている。

「辺りが木に囲まれちまったんだ。バイクを出すにも一苦労しそうだし、こりゃ調べる必要があるな」

 前向きに行こう。なんかろくでもないことに巻き込まれたかもしれないが、若返った。つまりその分長生きできる。そう思い至ったら体の軽さを実感した。

「その前に鏡でも見てみるか」

 ルームミラーで顔の確認でもしよう。



 結果から言うと若返っていた。それも、部活動をやめる寸前の一番筋肉のバランスが良かった時期。正確には思い出せないが、とにかく学生の頃だ。

 無造作に伸ばしていた髭も見当たらず、白髪一本無い艶のある黒髪に戻っている。だけど若干身長が縮んでしまったようだ。一度辛うじて170まで行った身長も、歳のせいでそれを切っていたから若さの代償と割り切ろう。もしかしたらこれからまた成長するのかもしれないが。

 だがこの黒髪に今巻いている手ぬぐいでは似合わないな。そう思い、何か後ろで括るものを探した。


 ガレージの小箱を探っていると、違和感が拭えない。辺りが新しすぎる(・・・・・・・・)のだ。いや、違う。壊れていたものは直り、溝が浅くなっていたタイヤ一つさえ新品同DR REBORN投訴様に戻っている。こちらが本来のあの魔法陣の機能か?それで俺はおまけなのだろうか?

 ガレージを探っていると、昔妻が使っていた、半ばで切れていた飾り紐が出てきた。朱色の飾り紐だ。

 この際これでいいか。元の長さに戻っている飾り紐にもさほど気を止めず、いや、いちいち気にしていたら仕方が無いと思いつつ、つむじ付近で括る。ポニーテールと言うより若武者のようだが、どちらでもいいか。

 それから一度部屋へ戻り、森林迷彩の上下とブーツ、それに加え肘膝のパッドを着ける。後はポンプアクション式のショットガンと、腰にリボルバーとナイフを吊るして銃剣を着けておこう。これでドッキリだったら俺はいい笑い者だが、臆病なくらいがいいさ。それだと若返ったのが説明つかないが。

 ショットガンの真鍮薬莢もあるが、今はローディングしている時間が無い。というか時間があるのかも分からない。鳥撃ち用散弾(バードショット)と一粒弾(スラグ)はポーチにしまい、鹿撃ち用散弾(バックショット)を装填しておこう。相手を殺す必要は無い。追い払う程度、対人でもこれは十分な攻撃力がある。  


Posted by jiangei at 11:45

2015年03月24日

終えるのに許さ



私は、タクドラ兼主夫ですので、日々家事をこなします。

もちろん娘たちも手伝ってはくれますが朝から晩まで、仕事や学業・バイトに忙しい娘たちに比べタクドラは明けと公休がふんだんにあるのでメインの作業は、私が受け持っております。

明けの日は、結構忙しく、5時前に帰宅して暁の晩酌を頂戴して、寝まして昼前には起床します。

洗濯機を回して、買い物に行きます。

当日の晩と、翌日の朝食・私の弁当・夕食と翌々日の朝食を視野に入れて、買い物を済ませて、炊事に入ります。

全ての作業を終えるのを、午後加州健身中心の4時に設定してましてその後は、入浴・翌日の業務の繁盛を祈って神様への御神酒を入念に捧げます。

どんなに遅くても、午後の7時には「オツモ」にします。

翌朝の点呼でアルコールが出たら、失業しますのでこの時間は、絶対に守っております。

買い物から帰宅して、調理をすべて終えるのに許される時間は、4時間弱となりますので手早く終えないとなりません。

メインのディッシュ・酒のツマミ・娘たちのサラダ場合によっては汁物なんかも入りまして、3~4品は作ります。

でも、時間が無いからと云って、早かろう不味かろうでは神様や娘たちに失礼ですので、色々と工夫をしてます。

そんな中から1品ご紹介しましょう。  


Posted by jiangei at 18:26lioeoto
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