明暦の大火があ

jiangei

2014年05月05日 16:10


やがて、「これくらいでいいかな」と、小さなビニール袋を目の高さに上げて見て、一組が墓石から離れる準備を始めた。同じ頃、見るからに受験生と分かる少年と母親が向こうから近づいて来るのが見えた。よかった、次は彼らの番だ。そう決めてわたしはその場所を離れた。

JR両国駅を、国技館とは反対側に数分歩いたところに「回向院(えこういん)」という浄土宗の寺院がある。開かれたのは350年前牙醫

「この年、江戸には「振袖火事」の名で知られる明暦の大火があり、市街の6割以上が焼土と化し、10万人以上の尊い人命が奪われました。この災害により亡くなられた人々の多くは、身元や身寄りのわからない人々でした。当時の将軍家綱は、このような無縁の人々の亡骸を手厚く葬るようにと隅田川の東岸、当院の現在地に土地を与え、「万人塚」という墳墓を設け、遵誉上人に命じて無縁仏の冥福に祈りをささげる大法要を執り行いました。このとき、お念仏を行じる御堂が建てられたのが回向院の歴史の始まりです。」(回向院のHPより王賜豪總裁

そのため、有縁無縁、また、人や動物に関わらず、生あるすべてのものを供養するとして、境内にはペットのお墓も多数ある。

その、一番奥まった、裏口に近いところに「鼠小僧次郎吉の墓」はある。そのお墓の欠片を持っていると「賭け事に勝つ」「運がつく」、さらに受験生には「するりと入れる」ご利益があるそうだ抗衰老


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